約半数がモバイルオーダーの利用経験あり、2023年4月調査時から10ポイント増加。時短メリットを感じる人が多い一方で、受け取り時の待ち時間は継続課題。約7割が非対面受け取りのコーヒーサービス利用に意欲

〜モバイルオーダーに関するアンケート〜

 

株式会社New Innovations(本社:東京都江東区、代表取締役CEO兼CTO:中尾 渓人、以下「New Innovations」)は、「モバイルオーダーに関するアンケート」を実施し、400名から回答を得ました。

 

【調査結果 概要】

■約半数がモバイルオーダーの「利用経験あり」。前回調査より10ポイント増加
■モバイルオーダーのメリットは「時間の短縮」。前回調査より11.4ポイント増加
■モバイルオーダーの改善点 1位「会員登録など事前設定の簡略化」2位「不明点を即解消したい」3位「利用できる店舗の増設」
■約7割がモバイルオーダー後に非対面で受け取れるコーヒーサービスを利用したいと回答
■7割以上が受け取り時に待ち時間が発生した経験あり。前回調査に引き続き、待ち時間の改善が課題

 

※モバイルオーダーとは:飲食店のメニューをスマートフォンやタブレットから注文できるサービスを指します。

 

▼前回調査(2023年4月)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000053.000046923.html

 

【調査結果 詳細】

■約半数がモバイルオーダーの「利用経験あり」。前回調査より10ポイント増加

モバイルオーダーを使ったことがあるか尋ねたところ、「使ったことがある」が51.8%で、前回の調査から10ポイント増加しました(n=400)。

 

■約半数が週1回以上モバイルオーダーを利用

モバイルオーダーを利用したことがある人に、どのくらいの頻度でモバイルオーダーを利用しているか尋ねたところ、「月1回以下」が33.8%で最も多く、「週2~3回程度」が20.8%と続きました。また、週1回程度以上が合わせて46.9%と、約半数が週に1回以上モバイルオーダーを利用していることがわかりました(n=207/モバイルオーダーを利用経験あり)。

 

■モバイルオーダーのメリットは「待ち時間の短縮」。前回調査より11.4ポイント増加

モバイルオーダーを利用したことがある人に、モバイルオーダーのメリットについて尋ねたところ、「注文をするまでの待ち時間が減る」が70.5%で最も多く、「会計をするまでの待ち時間が減る」が52.2%、「商品が提供されるまでの待ち時間が減る」が49.8%と続き、全体の88.4%が時間に対するメリットを感じていることがわかりました。
前回の調査と比較すると11.4ポイント増加し、よりタイパを感じている人が多いことがうかがえました(n=207/モバイルオーダーを利用したことがある)。

 

■モバイルオーダーの改善点 1位「会員登録など事前設定の簡略化」2位「不明点を即解消したい」3位「利用できる店舗の増設」

モバイルオーダーで今後改善してほしい点を尋ねたところ、「会員登録など事前の設定を簡略化してほしい」が33.3%で最も多く、「わからないことをすぐ解消できるようにしてほしい」が29.8%、「利用できる店舗を増やしてほしい」が21.5%と続きました(n=400)。

また前回の調査から「利用できる店舗を増やしてほしい」が減っていることから、利用できる店舗が身近に増えてきたことがうかがえます。

 

■7割以上がモバイルオーダー後、非対面で受け取れるコーヒーサービスを利用したいと回答

モバイルオーダーした淹れたてのコーヒーを非対面で受け取れるサービスが近くにあったら利用したいか尋ねたところ、「とても利用したい」と「やや利用したい」が合わせて71.8%で、7割以上が利用したいと回答しました(n=400)。

<利用したい理由/一部抜粋>
20代 男性:簡単に購入出来そうだから。クオリティがコンビニコーヒーを上回るなら購入したい
20代 男性:コーヒー豆の種類や味など、自分の好みに合わせて注文できる場所は少ないから
50代 女性:あまり会話なく済ませたいから
40代 女性:タイパが良さそうだから
40代 男性:手軽で素早く本格的なコーヒーが飲めるなら試したい

 

<利用したくない理由/一部抜粋>
20代 男性:品質がいいか、入れているところが見えないから不安
40代 女性:目の前で作るワクワク感がない
40代 男性:何か分からないことや、ミスが起きた場合・自分が起こした場合、人に対応してもらいたいから
50代 男性:アプリの導入が面倒

 

■7割以上がモバイルオーダーの決済方法に、「QRコード決済サービス」を利用

モバイルオーダーを利用したことがある人に、モバイルオーダーを利用する際に使っている決済方法を尋ねたところ、「QRコード決済サービス」が72.0%で最も多く、「クレジットカード」が61.4%、「受け取り時に現金」が20.3%と続きました(n=207/モバイルオーダーを利用したことがある)。

 

■7割以上が受け取り時に待ち時間が発生した経験あり。前回調査に引き続き、待ち時間の改善が課題

モバイルオーダー後、受け取り時での店舗経験を尋ねたところ、モバイルオーダー利用経験者の77.3%が「指定時間に商品が出来ておらず待ち時間が発生した」「モバイルオーダーの受け取りが混んでいて待ち時間が発生した」「現地会計のための待ち時間が発生した」など何かしらの待ち時間が発生した経験があることがわかりました(n=207/モバイルオーダーを利用したことがある)。

前回の調査でも約8割が同様に待ち時間を経験したと回答しており、待ち時間の課題は解消されていないことがわかりました。

 

■9割以上がモバイルオーダーに「満足」している

モバイルオーダーを利用したことがある人に、「モバイルオーダー」の満足度について尋ねたところ、「とても満足している」と「やや満足している」が合わせて96.6%で、ほとんどの利用経験者が満足していることがわかりました(n=207/モバイルオーダーを利用したことがある)。

<満足している理由/一部抜粋>
20代 女性:レジでの注文が不要で気軽に買える
30代 男性:キャッシュレス決済が充実していてポイントも貯まり満足してる
40代 女性:注文内容にミスが発生しにくいから
40代 男性:他の客を気にせずじっくり注文する商品を選べる
50代 女性:待ち時間が少なく、会計も済んでいるのでスピーディーに済ませられるから

 

<満足していない理由/一部抜粋>
50代 女性:モバイルオーダーしても結局店舗で受け取りまで待たされるので
50代 女性:自分好みにカスタマイズ出来ないから

 

■約半数が状況に応じて店舗での注文とモバイルオーダーを使い分けたいと回答

モバイルオーダーを利用したことがある人に、今後のモバイルオーダーの利用意向について尋ねたところ、「状況に応じて店舗での注文とモバイルオーダーを使い分けたい」が51.0%で最も多く、「モバイルオーダー対応店舗ではなるべく利用したい」が24.0%、「モバイルオーダーが改良されたら利用したい」が14.8%と続き、合計約9割が引き続き利用したい意向を示しました(n=207/モバイルオーダーを利用したことがある)。

 

■まとめ

今回の調査では、前回(2023年4月)の調査時よりもモバイルオーダーの利用経験者が増加しており、約半年ほどでより生活者に身近な存在になっていることがうかがえました。
モバイルオーダーの利用者は、受け取りや注文、支払いの時間短縮をメリットと感じている方が多い一方で、受け取り時に待ち時間が発生した経験がある方が7割以上おり、この点は前回の調査から継続して課題となっています。
支払い方法では、QRコード決済を利用される方が最も多いことも印象的でした。

 

また、モバイルオーダー後に非対面で受け取れるコーヒーサービスへの期待値が高いこともわかりました。当社も利用者の期待に応えられるよう、より高品質でより便利なサービス提供を行い、スマートコーヒースタンド root C(ルートシー)を多くの方にご利用いただきたいと考えております。

New Innovationsでは、OMO(オンラインとオフラインの融合)を前提とした店舗側のハードの設計を行うなど、モバイルオーダーのその先を見据えてサービス開発に取り組んでいます。これからも New Innovationsは「人類を前に進め、人々を幸せにする」ために、事業を推進してまいります。

 

◆スマートコーヒースタンド root C(ルートシー) について
〜挽きたて、淹れたてのスペシャルティコーヒーを、アプリで注文、待つことなく受け取り〜

「root C」はアプリから時間を指定して注文することで、お客さまの受け取りたい時間に合わせて挽きたて、淹れたてのスペシャルティコーヒーを専用のロッカーから提供する、完全無人営業のコーヒースタンドです。
カフェタイムをもっとスマートに。AIによるパーソナライズ診断 root C MATCH™を利用して、お客さまのライフスタイルや嗜好に合わせた上質なコーヒーをご提案します。
2021年グッドデザイン賞受賞。日経トレンディ2022年ヒット予測ランキング4位「次世代自販機」の1つとして選出。

サービスサイト:https://rootc.cafe/

Twitter:https://twitter.com/rootc_cafe

 

■「スマートコーヒースタンド root C」の特長について

・ぴったりのコーヒーを見つけるパーソナライズ診断『root C MATCH™️』
『root C MATCH™️』は、ユーザーにぴったりのコーヒーを提案するパーソナライズ診断機能です。初回はコーヒーやライフスタイルに関する簡単な質問からおすすめを提示。コーヒーを飲んだ後に表示される質問に回答すると、AIがユーザーの好みを学習し、次回のおすすめメニューをご提案します。

 

・手軽なオーダーと受け取り
受け取りたいステーション(場所)と時間を指定して、コーヒーをアプリから注文することができます。受け取り時刻に合わせて淹れたコーヒーをロッカーから受け取るだけの新しいコーヒー体験です。

 

・豊富なメニュー
「スマートコーヒースタンド root C」のコーヒーは社内のバリスタが厳選したスペシャルティコーヒーです。豆の段階からカップに注がれるまでの全ての工程を徹底管理されている希少なコーヒーで、それぞれの豆が育った土地の特徴を持つ上質で風味豊かな味わいを楽しむことができます。

 

【調査概要】

調査名称:モバイルオーダーに関するアンケート
調査対象:東京都、神奈川県、大阪府在住の20〜50代の男女
調査方法: インターネット調査
調査期間: 2023年8月28日
有効回答数:400件
※各回答項目の割合(%)は、端数処理の関係上、合計が100%にならない場合があります

 

■調査結果の引用時のお願い

※本調査内容を転載・ご利用いただく場合は、出典元の表記をお願いします。
例:「New Innovationsの調査によると」「New Innovations調べ」など

 

【代表取締役CEO兼CTO プロフィール】

中尾 渓人(Keito Nakao)

1999年、和歌山県生まれ。14歳で『RoboCup Junior』世界大会にて入賞。15歳から開始したシステム開発事業で取引先が300を超えたことをきっかけに、高校在学中の2018年に株式会社New Innovations を設立。「人類を前に進め、人々を幸せにする。」を理念に、あらゆる業界に向けてOMOソリューションを提供することで、企業の生産性向上や収益増加、顧客体験の向上などに寄与している。「Forbes 30 Under 30 Asia 2023」選出。

 

【採用情報】

New Innovations は、OMO領域における事業企画及び技術者を積極採用しています。人型ロボットをはじめ様々な開発に携わってきたシニアエンジニアや、幼少期からロボット製作に携わり国内外のロボットコンテストで優勝した若手人材まで、幅広いメンバーが活躍している開発組織です。

ご応募お待ちしております。
https://hrmos.co/pages/newinov/jobs

 

【New Innovations について】

「人類を前に進め、人々を幸せにする。」を理念に掲げ、OMO(オンラインとオフラインの融合)を主軸とする事業を展開しています。コンサルティングから開発・事業展開までワンストップで支援。AIやクラウド、オンライン制御などのコア技術を駆使し、省力・自動化を軸にしたハードウェア製造とソフトウェア構築を行います。自社プロダクトとして「スマートコーヒースタンド root C」も運営。ロボティクスを通じた付加価値創造により、あらゆる業界における生産性向上や事業構造の変革、顧客体験の向上を実現し、企業の収益増加、そして産業の発展に貢献します。

 

【会社概要】
人類を前に進め、人々を幸せにする。

会社名  :株式会社New Innovations
代表取締役:中尾 渓人
資本金  :28億400万円(準備金含む)
設立   :2018年1月
事業内容 :OMOソリューションや「スマートコーヒースタンドroot C(ルートシー)」の提供
本店   :東京都江東区福住2-5-4 IXINAL門前仲町4F
URL   :https://newinov.com/

 

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