2021年版 コーヒー事情に関する調査レポート
〜半数近くがコーヒーの価格高騰を実感。価格高騰が続けば「安いものを買う」「飲む頻度下げる」の声も〜
株式会社New Innovations(本社:東京都江東区、代表取締役CEO:中尾 渓人、以下「New Innovations」)は、「コーヒーに関するアンケート」を実施し、260名から回答を得ました。
【調査結果 概要】
- コロナ禍のおうち時間増で、半数近くが家でのコーヒー事情に変化あり
- 家で飲むコーヒーを選ぶのに重視するポイントは1位「価格」、2位「味(豆の種類)」
- 約9割が気に入った味のコーヒーはリピート購入したい
- 半数近くがコーヒーの価格の高騰を実感。8割以上がコーヒーの価格高騰に困る
- コーヒーの価格高騰が続いた場合、約4割がより安いものに切り替える
- カフェを選ぶのに重視するポイントは「コーヒーの味が自分の好みに合っていること」が1位
- 8割以上がカフェでブラックコーヒーの種類も選べた方がいい
- 約7割がテイクアウトならその分コーヒー代が安くなってほしいと回答
- 約5割がコーヒーについて詳しくなりたいと思っている
▼前回調査(2020年12月):https://newinov.com/news/1028/
【調査結果 詳細】
(1)家におけるコーヒー習慣について
■9割以上が家でコーヒーを飲む習慣がある
「家でコーヒーを飲む習慣はありますか」と尋ねたところ、9割以上が家でコーヒーを飲む習慣があり、「インスタントコーヒーを飲む」が52.3%で最も多いことがわかりました。(n=260)
インスタントコーヒーを飲む:52.3%
缶コーヒーやペットボトルコーヒーを飲む:41.2%
一杯抽出用のインスタントドリップコーヒーを飲む:38.1%
コーヒー店などでコーヒー豆を調達し、家でハンドドリップして飲む:32.7%
コンビニコーヒーを飲む:30.0%
カフェでテイクアウトして飲む:25.8%
家でコーヒーは飲まない:7.7%
その他:2.7%
■コロナ禍のおうち時間増で、半数近くが家でのコーヒー事情に変化あり
「コロナ禍でおうち時間が増えたことで、家でのコーヒー事情に変化はありますか」と尋ねたところ、「コーヒーを飲む頻度が増えた」が27.9%、「いろんな種類のコーヒーを試すようになった」が23.8%、「いつもより高いコーヒーを買うようになった」が17.1%と続き、「変化はない」は52.9%という結果になりました。(n=240)
コーヒーを飲む頻度が増えた:27.9%
いろんな種類のコーヒーを試すようになった:23.8%
いつもより高いコーヒーを買うようになった:17.1%
淹れ方にこだわるようになった:6.7%
変化はない:52.9%
■家で飲むコーヒーを選ぶのに重視するポイントは1位「価格」、2位「味(豆の種類)」
「家で飲むコーヒーを選ぶのに重視するポイントを教えてください」と尋ねたところ、「価格」が57.5%で最も多く、「味(豆の種類)」が53.3%、「手軽に購入できる」が41.2%と続きました。(n=240)
価格:57.5%
味(豆の種類):53.3%
手軽に購入できる:41.2%
メーカー・ブランド:37.1%
口コミが良い:9.2%
パッケージが良い:8.8%
こだわりはない:7.1%
自分でコーヒーは選ばない:3.8%
その他:1.2%
■約9割が気に入った味のコーヒーはリピート購入したい
「気に入った味のコーヒーと出会ったら、リピート購入したいと思いますか」と尋ねたところ、「とても思う」が48.1%、「やや思う」が41.2%と、約9割が気に入った味のコーヒーはリピート購入したいと思うことがわかりました。(n=260)
とても思う:48.1%
やや思う:41.2%
あまり思わない:4.6%
全く思わない:6.2%
■半数近くがコーヒーの価格の高騰を実感している
「日常でコーヒーの価格の高騰を実感していますか」と尋ねたところ、「とても実感している」が10.4%、「やや実感している」が36.9%と、半数近くがコーヒーの価格の高騰を実感していることがわかりました。(n=260)
とても実感している:10.4%
やや実感している:36.9%
あまり実感していない:38.1%
全く実感していない:14.6%
■8割以上がコーヒーの価格高騰に困る
「コーヒーの価格が高騰することについてどう思いますか」と尋ねたところ、「とても困る」が32.7%、「やや困る」が48.5%と、8割以上がコーヒーの価格高騰に困ると思っていることがわかりました。(n=260)
とても困る:32.7%
やや困る:48.5%
あまり困らない:13.8%
全く困らない:5.0%
■コーヒーの価格高騰が続いた場合、約4割がより安いものに切り替える
「コーヒーの価格高騰が続いた場合、あなたのコーヒー習慣はどのように変化すると思いますか」と尋ねたところ、「より安いものを購入する」が40.4%、「飲む頻度が下がる」が21.5%という結果になりました。(n=260)
より安いものを購入する:40.4%
変化しない:35.8%
飲む頻度が下がる:21.5%
わからない:10.4%
その他:0.4%
(2)カフェにおけるコーヒー習慣について
■カフェを選ぶのに重視するポイントは「コーヒーの味が自分の好みに合っていること」が1位
「カフェを選ぶのに重視するポイントを教えてください」と尋ねたところ、「コーヒーの味が自分の好みに合っていること」が46.5%と、「価格」や「居心地の良い空間であること」を抑えて最も多い回答を得ました。(n=260)
コーヒーの味が自分の好みに合っていること:46.5%
価格:41.9%
居心地の良い空間であること:39.2%
すぐに入店できること:30.0%
コーヒー以外に飲みたいメニューがあること:24.6%
知名度の高いお店であること:11.9%
カフェに行かない:11.5%
作業、打ち合わせがしやすいこと:6.9%
写真映えすること:4.2%
カフェを自分で選ばない:3.5%
その他:1.2%
■8割以上がカフェでブラックコーヒーの種類も選べた方がいい
「カフェでブラックコーヒーも種類を選べた方がいいと思いますか」と尋ねたところ、「とてもそう思う」と「どちらかといえばそう思う」が合わせて82.2%と、8割以上がブラックコーヒーの種類も選べた方がいいと思っていることがわかりました。
とてもそう思う:35.2%
どちらかといえばそう思う:47.0%
選べなくていい:17.8%
■8割以上がカフェのコーヒーは場所代が含まれている価格だと感じている
「カフェのコーヒーは場所代が含まれている価格だと感じますか」と尋ねたところ、83.0%が「はい」と回答しました。(n=230)
■約7割がテイクアウトならその分コーヒー代が安くなってほしいと回答
「カフェでテイクアウトでコーヒーを購入する際に、店内を使わない分コーヒー代が安くなってほしいと思いますか」と尋ねたところ、68.8%が「はい」と回答しました。(n=260)
「カフェでテイクアウトでコーヒーを購入する際に、店内を使わない分、高い豆を使うなど同じ価格なら上質なコーヒーを提供してほしいと思いますか」と尋ねたところ、77.7%が「はい」と回答しました。(n=206)
■4割以上が待ち時間が理由でテイクアウトのコーヒーを買うのをやめたことがある
「テイクアウトのコーヒーを買う際に、待ち時間が長いために買うのをやめたことはありますか」と尋ねたところ、42.7%が「ある」と回答しました。(n=260)
■6割以上がカフェのコーヒーの味の好みが合わないと感じた経験あり
「カフェでコーヒーを飲んだときに、味が自分の好みに合わないと感じたことはありますか」と尋ねたところ、64.8%が「ある」と回答しました。(n=230)
好みに合わなかったことがある:64.8%
好みに合わなかったことがない:34.8%
その他:0.4%
〈カフェでコーヒーを飲んだときに不満に思ったエピソード/一部抜粋〉
・店内に入って高いコーヒーであることがわかった
・味が薄いと感じた
・クーラーが効きすぎて、リラックスしてコーヒーを味わえなかった
・酸っぱいコーヒーが苦手なので、口に合わない場合がある
・日替わりにある本日のコーヒーを頼んだが味が好みではなかった
・思った味と違っていた
加えて、「大手カフェチェーンで提供されているコーヒーの味は、自分の好みに完全に合っていると思いますか」と尋ねたところ、69.1%が「完全ではないが許容範囲の味である」と回答しました。(n=230)
好みに完全に合っている:16.1%
完全ではないが許容範囲の味である:69.1%
好みに合わないが手軽さから妥協して飲んでいる:7.0%
好みに合わないので買わない:7.8%
(3)コーヒーに対する考え方について
■約4割が自分の好みに合うコーヒー豆の種類を知らない
「自分自身のコーヒーの好みを把握していますか」と尋ねたところ、「とても把握している」が18.1%、「やや把握している」が53.5%、「あまり把握していない」が21.9%、「全く把握していない」が6.5%という結果になりました。(n=260)
とても把握している:18.1%
やや把握している:53.5%
あまり把握していない:21.9%
全く把握していない:6.5%
加えて、「自分の好みに合うコーヒー豆の種類を知っていますか」と尋ねたところ、「よく知っている」が19.6%、「なんとなく知っている」が41.9%、「知らない」が38.5%という結果になりました。(n=260)
よく知っている:19.6%
なんとなく知っている:41.9%
知らない:38.5%
〈コーヒーに関するこだわりやエピソード/一部抜粋〉
・朝飲むコーヒーが美味しく淹れられた日は気分が良い
・自家焙煎の店を巡って楽しむ小旅行をした事がある
・会社に豆を引いた粉を持って行って昼食後に給茶器からお湯を汲んでコーヒーを淹れてた
・コーヒーメーカーよりおいしく淹れたい
・淹れ方を極めてみたい
・例えばブラジルでも店によって違うので、その違いがわかるようになってきたこと
■7割以上がコーヒーについて詳しくなりたいと思っている
「コーヒーについて詳しくなりたいと思いますか」と尋ねたところ、「自分自身の好みを楽しめる程度に詳しくなりたい」が40.0%で最も多い回答を得ました。(n=260)
自分自身の好みを楽しめる程度に詳しくなりたい:40.0%
詳しくなりたいとは思わない:27.3%
詳しくなりたいが難しそうなイメージがある:22.3%
人に話せる程度に詳しくなりたい:10.4%
「コーヒーを飲む毎に質問に2~3問回答すると、次回自分にあったコーヒーをオススメして注文までできるアプリがあったら使いたいと思いますか」と尋ねたところ、「とても使ってみたい」「やや使ってみたい」が合わせて66.1%という結果になりました。(n=260)
【調査概要】
調査名称:コーヒーに関するアンケート
調査対象:20〜50代の男女
調査方法: インターネット調査
調査期間: 2021年12月14日〜12月21日
有効回答数:260件
■調査結果の引用時のお願い
※本調査内容を転載・ご利用いただく場合は、出典元の表記をお願いします。
例:「New Innovationsの調査によると」「New Innovations調べ」など
【代表取締役CEO プロフィール】
中尾 渓人(Keito Nakao)
1999年、和歌山県生まれ。14歳で『RoboCup Junior』世界大会にて入賞。15歳から開始したシステム開発事業で取引先が300を超えたことをきっかけに、高校在学中の2018年に株式会社New Innovationsを設立。「あらゆる業界を無人化する」をビジョンに様々な領域でDXを推進。AIカフェロボット「root C(ルートシー)」の他、OMO(オンラインとオフラインの融合)領域のコンサルティング・技術実証・開発をワンストップで支援している。
【New Innovationsについて】
「あらゆる業界を無人化する」をビジョンに、多くの人々がより人間らしい生活をおくる未来の実現を目指して事業を展開しています。現在は、AIカフェロボット「root C(ルートシー)」の他、OMO(オンラインとオフラインの融合)領域のコンサルティングから開発・事業展開までワンストップで支援。AIやIoTなどのテクノロジーを駆使し、自動化を軸にしたハードウェア製造とソフトウェア構築でOMOを実現するとともに、様々な領域でDXを推進します。
◆AIカフェロボット「root C(ルートシー)」について
〜淹れたてのスペシャルティコーヒーをアプリで注文、すばやく受け取り〜
「root C」はアプリで時間と受け取り場所を指定し、完全無人・非接触でスペシャルティコーヒーを受け取ることができるAIカフェロボットです。ユーザーは「root C」の前で待つことなく、移動途中に注文も可能。パーソナライズ診断 root C MATCH™ を利用して、ライフスタイルや嗜好に合わせたコーヒーをご提案します。単品購入の他サブスクリプション(月額定額制)でご購入できます。
2021年グッドデザイン賞受賞。日経トレンディ2022年ヒット予測ランキング4位「次世代自販機」の1つとして選出。
サービスサイト:https://rootc.cafe/
Twitter:https://twitter.com/rootc_cafe
▼「root C」アプリ iOS版
https://itunes.apple.com/jp/app/id1499337677
▼「root C」アプリ Android版
https://play.google.com/store/apps/details?id=cafe.rootc
【会社概要】
あらゆる業界を無人化する。
会社名 :株式会社New Innovations
代表取締役:中尾 渓人
資本金 :19億7,300万円(準備金含)
設立 :2018年1月
事業内容 :AIカフェロボット「root C(ルートシー)」の提供、OMO事業(コンサルティング、ハードウェア製造、ソフトウェア構築)
本店 :東京都江東区福住2-5-4 IXINAL門前仲町4F
URL :https://newinov.com/